2023年1月から6月にかけて、私はANAの上級会員を目指す、いわゆるANA SFC修行に挑戦しました。
修行といっても、山にこもったわけではありません。
ひたすら飛行機に乗る修行です✈️
約5か月間で搭乗したのは、約40区間。
羽田から石垣島へ飛び、羽田へ戻る。
さらに、その日のうちに羽田から沖縄を往復する。
そんな、普通の旅行ではあまり思いつかない飛び方もしました。
航空券代だけでなく、ホテル代や空港までの交通費などを含め、かかった費用は総額約42万円。
今振り返っても、我ながらよく乗りました🤣
この記事では、私が2023年にANA SFC修行を始めた理由や実際に搭乗したルート、修行にかかった費用、飛行機に乗り続けて感じたことをご紹介します。
姉の影響でANA SFC修行を始めました
私は以前から、海外旅行ではスターアライアンスに加盟している航空会社を利用することが多く、ANAの上級会員にも興味を持っていました。
さらに、先に航空会社の上級会員になっていた姉の影響もあり、
「私も修行してみようかしら🤔」
と思ったのが始まりです。
旅が好き。
飛行機も好き。
空港も好き。
それなら、楽しみながらANAの上級会員を目指せるのではないか。
そんな気持ちで、2023年1月14日に修行を開始しました。

ANA SFC修行で約40区間に搭乗
修行では、羽田から石垣島、宮古島、沖縄などへ何度も飛びました。
特に多かったのが、羽田と石垣島の往復です。
主に利用したルートは、次のようなものでした。
- 羽田―石垣島
- 羽田―宮古島
- 羽田―沖縄
- 沖縄―関西空港―札幌
- 札幌―関西空港―沖縄
- 沖縄―関西空港―札幌―羽田
1月14日から6月13日までに搭乗したのは、合計で約40区間です。
なかには、1日のうちに、
羽田→石垣島→羽田→沖縄→羽田
と移動した日もありました。
朝から晩まで、ほぼ飛行機。
羽田に戻ってきても、
「ああ、帰ってきた」
ではありません。
「では、次は沖縄へ✈️」
です。
我ながら、元気でした🤣
石垣島では港やスーパーにも行きました
ANA SFC修行中、特によく利用したのが、羽田と石垣島を結ぶ便です。
石垣島へ到着しても、空港から出ずに、そのまま羽田へ折り返す日もありました。
せっかく石垣島まで来たのに、美しい海を見に行くわけでもなく、再び飛行機に乗って帰る。
まさに修行です😏
ただし、毎回すぐに折り返していたわけではありません。
2回ほど、石垣島で約4時間滞在したことがあります。
そのときは空港から港まで行き、周辺を少し歩いたり、スーパーでお土産を買ったりしました。
限られた時間ではありましたが、
「私は今、ちゃんと石垣島に来ています✨」
という旅行気分も味わえました。
港を見て、スーパーを巡り、お土産を選ぶ。

修行中の4時間は、とても貴重です。
飛行機に乗って帰るだけの日と比べれば、立派な石垣島観光でした🤭
宮古島では1泊して島内観光も楽しみました
宮古島にも何度か行きました。
日帰りのときは、空港近くのスーパーへ行き、お土産を買って帰ることが多かったです。
観光地をゆっくり巡る時間はなくても、スーパーには、その土地ならではの商品が並んでいます。
私にとっては、スーパーも立派な観光地です🤭
限られた時間のなかで、
「何かおいしそうなものはないかしら」
と店内を巡るのも、修行中の楽しみでした。
そして一度だけ、宮古島に1泊したことがあります。
そのときは、島内観光も楽しみました。

飛行機に乗ることが大きな目的とはいえ、せっかく宮古島まで来たのです。
たまには美しい景色を眺め、ゆっくり過ごす時間があってもよいでしょう。
修行僧にも、休息は必要です😌✨
初夏の沖縄から、雪の残る札幌へ
特に印象に残っているのが、沖縄から関西空港を経由して札幌へ向かったルートです。
初夏のような暖かさの沖縄を出発し、札幌に到着すると、そこにはまだ雪が残っていました。
同じ日のうちに、暖かい沖縄から雪の残る北海道へ。
日本って広いなー。
飛行機に乗り続けていたからこそ、そんな当たり前のことを改めて実感しました。
さすがに札幌まで行って、すぐに折り返したわけではありません。
札幌では2泊ほどして、きちんと滞在を楽しみました。
沖縄から関空を経由して札幌まで来たのですから、さすがにね🤭
沖縄の暖かさと、札幌に残る雪。
季節まで飛び越えるような移動は、今でも強く印象に残っています。
飛行機が主役で、観光はときどき特別出演
ANA SFC修行中の搭乗は、一般的な旅行とは少し違います。
現地で何日も滞在し、観光地をゆっくり巡ることよりも、飛行機に乗ってポイントを積み重ねることが大きな目的でした。
目的地に着いたら、その日のうちに折り返す。
あるいは、数時間だけ滞在して帰る。
傍から見れば、
「何が楽しいの?」
と思われそうです。
それでも、短時間で港へ行ったり、スーパーでお土産を探したり、宮古島や札幌に宿泊したりと、できる範囲で旅行も楽しみました。
飛行機に乗ることが主役で、観光はときどき特別出演。
そんな6か月間だったと思います。
空の上は、自分と向き合える場所でした
飛行機の窓から見える景色は、何度眺めても美しいものでした。
街並みが少しずつ小さくなり、雲の上へ出ると、青い空と白い雲がどこまでも続いています。
CAさんの温かい言葉や、さりげない気遣いに感動することもありました。
機内では、映画を見たり、本を読んだり、仕事について考えたり。
ときには、これからのことをぼんやり考え、自分と向き合う時間にもなりました。
日常生活から少し離れ、空の上で過ごす数時間。

飛行機に乗ることが中心の修行でしたが、私にとっては良い気分転換にもなっていたのだと思います。
2023年のANA SFC修行にかかった費用は約42万円
2023年はコロナ禍の影響もあり、航空券やホテルの料金が比較的安い時期でした。
航空券代だけでなく、ホテル代や空港までの交通費なども含め、ANA SFC修行にかかった費用は総額約42万円です。
42万円。
決して小さな金額ではありません。
冷静に考えれば、海外旅行にも行ける金額です。
しかも、その多くは飛行機に乗って帰ってきただけ。
そう考えると、かなり不思議なお金の使い方です🤭
それでも、何度も空を飛んだ経験や、各地で過ごした短い時間、修行をやり遂げた達成感まで含めると、私にとっては価値のある42万円でした。
5か月でANAのプラチナサービスメンバーに
2023年1月に始めたANA SFC修行は、6月に無事終了しました。
目標としていたANAのプラチナサービスメンバーになることができ、その後、念願だったANAスーパーフライヤーズカード(SFC)も取得しました。
空港ラウンジを利用できたり、優先搭乗や手荷物に関するサービスを受けられたりと、その後の旅行がさらに楽しみになりました。
修行中は、
「今日はどこへ行くの?」
と聞かれても、
「石垣島。でも、今日帰ってくる」
という、少々説明しにくい日々でした🤣
それでも、自分でルートを考え、何度も飛行機に乗り、目標を達成したときの満足感は、今でもよく覚えています。
2026年9月、SFC制度の見直し内容が発表されました
2026年9月29日、ANAからSFC制度の見直し内容が発表されました。
2028年4月から、SFC会員はANAカードとANA Payの年間決済額によって、次の2つに区分されます。
- 年間決済額300万円以上:SFC PLUS
- 年間決済額300万円未満:SFC LITE
最初の判定期間は、2026年12月16日から2027年12月15日までです。
年間決済額が300万円に届かなかった場合でも、SFC会員の資格自体がなくなるわけではありません。
ただし、SFC LITEではスターアライアンスのステイタスがゴールドからシルバーへ変わるなど、一部のサービス内容が変更されます。
国内線ANAラウンジについては、SFC LITEでも混雑時を除いて利用できます。
国際線では、ANAグループ運航便に搭乗する場合、羽田・成田・ホノルルのANAラウンジを利用できる予定です。
国内線ラウンジの事前予約方法など、今後改めて案内される内容もあります。
制度の詳細や最新情報は、ANA公式サイト「ANAスーパーフライヤーズカードのサービスについて」でご確認ください。
今回の改定について思うこと
今回の改定について、個人的にはある程度仕方がないと受け止めています。
SFC会員が増え、ラウンジなどの混雑が課題になっているのであれば、サービスを維持するために制度を見直す必要もあるでしょう。
振り返ってみると、これまでのSFC会員向けサービスが、かなり恵まれていたのかもしれません。
一方で、時間とお金をかけてSFCを取得した人が、不満や戸惑いを感じる気持ちも分かります。
私も約42万円をかけ、約40区間に搭乗して取得しました。
制度を維持するための見直しは必要。でも、長年利用してきた会員の気持ちにも配慮してほしい。
その両方が、ANA修行を経験した私の正直な気持ちです。
とはいえ、修行の次に年間300万円の決済が待っているとは、当時の私は知りませんでした😑
制度が変わっても、修行の思い出は残ります
たとえSFCのサービス内容が変わっても、2023年に飛行機へ乗り続けた5か月間がなくなるわけではありません。
初夏の沖縄から、雪の残る札幌へ飛んだこと。
石垣島で限られた時間を使い、港まで行ったこと。
宮古島のスーパーでお土産を探したこと。
窓の外に広がる景色を眺めながら、いろいろなことを考えたこと。

どれも、今では大切な思い出です。
もう一度、約42万円をかけて同じ修行をするかと聞かれたら……。
今持っているカードを、そっと大切に握りしめると思います😏✈️

